
ALI PROJECT 「禁じられた遊び」
車の中でALI PROJECTばっかり聴いております。
宝野アリカさんの詞はゴスロリ的少女精神に満ちていて、我ながらどうよ、と思いながら素直に共感してしまいます。
「禁じられた遊び」というシングルのB面な地味曲ですが、妙に気に入っています。
題して、「私がアリスだった頃」
私はアリス☆・・ってんじゃなくて、
「だった頃」ってとこがまず、イイですね。
いい年こいた後は「だった」と郷愁を飛ばす方がリアル。
♪私がアリスだった頃 何もかもがキレイだった
空に一つの染みさえ見あたらなかった♪
ってさ。
本当はアリスだった頃も、別に全てはキレイに見えちゃいなかった。
空は染みだらけだった。
それとも、「アリスだった頃」すらなかったかもしれないのに。
そうね、それは素敵だったわ。と、幻想の共感に浸るのです。
それから、もう一つ、お気にのフレーズは
♪夢と記憶は同じ絵の具で描かれる♪
です。あぁぁぁ、と、私はえらく膝を打ってしまいます。
というのも、本当に正直言って、「現実」と「妄想」って大差ないな、と
自分で書いててナンですが、本気で私はそう思います(お前っ!何処に住んでんだっ!!)
というか、「現実」は今あるけれども、過ぎ去って過去になると「そんなことあったかなー」ってまるで夢みたいに遠ざかって、
その薄ぼんやりとした形が、
自分が脳内に描く空想(夢)とどれだけ違うか?どっちが強いか??というと、
今まさに思い描いてる空想の方が遥かに強い力で心を占めるでしょう。
過去、記憶、というのは確かに「事実あった」ことかもしれないけど、
それが事実かどうかなんてことはもはやどうでもいい、
あるいは「事実だった」ということの力が、既に「今」には及ばないのです。
夢と記憶は同じ。逆さまにして去年の私風病的解釈すると、
自分で勝手に夢で思い描いたことすら「記憶」になっちゃうこともあるわけですよ。あな、おそろしや(笑)
同じ絵の具、っていうのは「自分の認識の仕方」とも同義であると読めます。
ようは、私という絵の具では描かれるモンは、どんな形であれ一緒。
過去でも妄想でも未来でも一緒だし、どれも等価。
結局、「現実」に果てしなく遠いというか
「現実」をまるで夢みたいに味わうのが少女、なのかもしれませんね。
ちなみにこの歌詞の次のフレーズは
♪汚れた血混ぜ合わせて♪
です。このへんがゴスチック★
本当はALI PROJECTのアルバム全部買い占めたいんだけども、今月は節約月間だからガマン・・
でも来月になったらタガが外れたように買いまくったりしてね☆
それでこそアリス!!(意味不明)
↓最新アルバム

ALI PROJECT 「Dilettante」
近未来的なテクノサウンドに古き良き時代のシノワズリー趣味が加わり、さらなる進化へと広がりを見せる渾身の新作。アリプロが初夏に贈るハードコアロマンティック!
【収録曲】
1. 愛と誠
2. 人生美味礼讃
3. 肉体の悪魔
4. 緋紅的牡丹
5. ディレッタントの秘かな愉しみ
6. 昭和恋々幻燈館
7. 密猟区
8. 北京LOVERS
9. 鎮魂頌
10. 柔らかな肌
↑これで何となくどんな音楽だか察しがつくかと(笑)
↓ちなみに私が一番好きなアルバムはこれ。イキのいい曲が多いです。
ALI PROJECT 「EROTIC&HERETIC」
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